「顔がテカる」「ベタつきで不潔に見える」「夕方には皮脂でギトギト」——そんな悩みを抱える男性は多いのではないでしょうか。脂性肌は皮脂分泌が多い状態を指しますが、間違ったケアをしているとさらに悪化することもあります。
この記事では薬剤師の視点から、脂性肌の原因と正しい対策方法をわかりやすく解説します。
目次
脂性肌の主な原因
- 男性ホルモンの影響で皮脂分泌が活発
- 洗顔のしすぎで皮脂が余計に分泌される
- 食生活の乱れ(脂っこい食事や甘い物)
- 睡眠不足やストレスによるホルモンバランスの乱れ
💊薬剤師補足:
「脂性肌=皮脂が多いから洗えばいい」と思いがちですが、実は洗いすぎが逆効果になることが多いです。
脂性肌対策の基本スキンケア
① 洗顔
- 1日2回まで。ゴシゴシ洗いは厳禁
- 皮脂吸着成分(炭・クレイ)配合の洗顔料がおすすめ
- 泡でやさしく洗い、ぬるま湯でしっかりすすぐ
② 化粧水
- さっぱりタイプを選ぶ
- 収れん作用(毛穴を引き締める成分)が入っているものも◎
- ヒアルロン酸など軽めの保湿成分も必要
③ 乳液
- 「乳液=ベタつく」と思いがちですが、実は保湿不足が皮脂過剰を招く
- 軽めのジェルタイプやノンオイルタイプを選ぶと快適
生活習慣での改善ポイント
- 野菜・タンパク質中心の食事を心がける
- 脂っこい料理・甘いお菓子・アルコールを控える
- 睡眠をしっかり取ることでホルモンバランスを整える
- 運動習慣で代謝を上げるのも効果的
よくある質問
Q. 脂性肌でも保湿は必要?
→ 必要です。保湿不足で乾燥すると皮脂が余計に分泌され、悪循環になります。
Q. ティッシュでこまめに皮脂を拭くのはダメ?
→ 強くこすらなければOK。あぶらとり紙やティッシュで軽く押さえる程度にしましょう。
まとめ
- 脂性肌は「皮脂分泌が多い」だけでなく、洗いすぎや生活習慣の乱れが原因
- 洗顔は1日2回、化粧水はさっぱりタイプ、乳液は軽めのジェルタイプを選ぶ
- 食生活や睡眠を整えることも大切
- 正しいスキンケアと習慣で、テカリやベタつきを防ぎましょう
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