化粧水って男でも必要?ベタつき肌にも効果ある理由を薬剤師が解説

はじめに:「化粧水って、男にも必要なの?」

「化粧水って女性が使うものじゃないの?」「自分はオイリー肌だから、むしろ何もしない方がいいかも…」
そんなふうに思っていませんか?

実はそれ、肌トラブルの原因になる“よくある誤解”なんです。
薬剤師の視点から、「なぜ男性の肌にも化粧水が必要なのか?」をやさしく解説していきます。

なぜ男にも化粧水が必要?

男性の肌は、皮脂の分泌量が女性の2〜3倍とも言われています。
でも、そのぶん「水分量は少ない=乾燥しやすい」という特徴も。

つまり、テカっているように見えて実は内側がカラカラ=“インナードライ肌”の人が多いんです。

そんな肌状態を放っておくと:

  • ニキビができやすくなる
  • 髭剃り後の赤み・ヒリつきが悪化
  • 将来的にシミ・たるみの原因に

化粧水は「肌に水分を与えて、バリア機能を整える」ための基本ケアです。

オイリー肌ほど“保湿”が大事な理由

皮脂が多い人ほど、「保湿なんて必要ない」と思いがちですが…

実はその皮脂、乾燥した肌を守るために“過剰に分泌”されている可能性も。

つまり、

  • 肌が乾燥してる
  • それを守ろうとして皮脂が出る
  • さらにベタつく → 洗いすぎ → さらに乾燥…

という悪循環にハマっている人がとても多いんです。

対策の基本は、「水分(化粧水)で肌を整える」こと。
→ そのあとで、乳液 or オールインワンジェルでフタをしてあげるとベスト!

薬剤師的な「成分で見る化粧水のポイント」

初心者向けなら、以下のような成分をチェックしておくと安心です。

  • グリセリン・ヒアルロン酸:水分を保つ定番成分
  • アラントイン・グリチルリチン酸:赤みや肌荒れ対策に
  • エタノール無配合:刺激が気になる人は避けるべし

迷ったら「敏感肌用」や「医薬部外品」表記のあるものから始めてOKです。

まとめ:化粧水は“肌を守るための基本ステップ”

スキンケアは、「肌をきれいに見せる」ためだけのものではありません。
肌トラブルを防ぎ、清潔感を保つための生活習慣の一部なんです。

まずは洗顔後に、手のひらに500円玉くらいの量の化粧水を出して、やさしくなじませるだけでOK。

「何を使えばいいかわからない」という方には、次回おすすめの化粧水も紹介します!

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