スキンケアの第一歩は「洗顔」です。男性は皮脂の分泌が多いため、毛穴の詰まりやテカリ、ニキビといった肌トラブルが起こりやすいのが特徴。ですが、ドラッグストアやネットで販売されている洗顔料は種類が多すぎて、どれを選んでいいか分からないという声もよく聞きます。
実は洗顔料は「自分の肌質に合ったもの」を選ぶだけで失敗を防げます。この記事では薬剤師の視点を交えながら、肌質別の洗顔料の選び方とおすすめポイントを解説します。
目次
なぜ洗顔が大事なのか?
男性の肌は女性の2〜3倍皮脂量が多いと言われます。そのため、皮脂や汚れを放置すると酸化して毛穴の黒ずみやニキビの原因になります。
ただし注意したいのは「洗いすぎ」。ゴシゴシ洗ったり、強い洗浄力の洗顔料を使いすぎると、必要な皮脂まで奪って乾燥し、かえって皮脂の過剰分泌を招きます。
薬剤師補足:
洗顔は「余分な汚れを落とし、肌を清潔に保つ」ことが目的。皮脂をゼロにする必要はありません。
肌質別の洗顔料の選び方
乾燥肌タイプ
- 選び方:保湿成分入り(ヒアルロン酸、セラミド、グリセリンなど)
- ポイント:洗い上がりがしっとりするタイプを選ぶ
- おすすめの傾向:ジェルやクリームタイプのマイルドな洗顔料
脂性肌(オイリー肌)タイプ
- 選び方:皮脂吸着成分(炭、クレイなど)入り
- ポイント:さっぱりした洗い上がりでテカリ防止
- おすすめの傾向:泡立ちがよく、洗浄力も適度にあるタイプ
敏感肌タイプ
- 選び方:低刺激タイプ(アルコールフリー・無香料)
- ポイント:成分表示で「エタノール」「メントール」など刺激成分が少ないもの
- おすすめの傾向:敏感肌用ブランドや薬用洗顔料
よくある質問
Q. 朝も夜も洗顔するべき?
→ 基本は朝晩2回がベスト。ただし乾燥肌の人は朝はぬるま湯洗顔でもOK。
Q. 洗顔フォームと石けん、どっちがいい?
→ 大きな差はありませんが、石けんはシンプル処方で低刺激、フォームは使いやすさと泡立ちが魅力。
Q. 泡立てネットは必要?
→ 必須ではないけど、ネットを使うと泡が細かくなり摩擦レスで肌に優しいのでおすすめ。
まとめ
- 洗顔はスキンケアの基本であり、余分な皮脂や汚れを落とす大切なステップ
- 肌質に合わせて「保湿タイプ」「さっぱりタイプ」「低刺激タイプ」を選べばOK
- ゴシゴシせず泡でやさしく洗うことがポイント
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