成分表の順番、気にしたことありますか?
化粧品やスキンケア商品を手に取ると、裏面に細かい文字で並ぶ「成分表示」。
実はあの順番、“多く含まれている順”に並んでいるって知ってましたか?
薬剤師として見ても、この部分を理解するだけで「自分に合う商品」を見抜けるようになります。
成分表示は“配合量の多い順”に並んでいる
化粧品の成分表は、配合量の多いものから順に記載されています。
つまり、最初に書かれているものほど肌に影響しやすい成分です。
例として、水やBG(保湿成分)、グリセリンなどが最上位にあることが多く、
「どんな基材でできているか」がひと目でわかります。
有効成分が中ほどに書かれている理由
「有効成分」が一番上に来ないのは、少量でも効果を発揮する成分だからです。
たとえばビタミンC誘導体やナイアシンアミドなどは、ごく少量で効果が出るため、
成分表の中ほどに書かれていてもまったく問題ありません。
成分表をチェックするときの3つのポイント
- 最初の3~5成分を見る(基材・主成分の確認)
- 刺激になりやすい成分(アルコール・香料など)がないかチェック
- 有効成分(薬用なら指定成分)が中盤以降にあるか確認
これを意識するだけで、「なんとなく選ぶ」から「理由を持って選ぶ」へ変わります。
“全成分表示”の落とし穴
「全成分表示」だから安心、とは限りません。
配合比率までは公開されないため、成分量が多いか少ないかは目安でしかわかりません。
ただし、同じブランド内での比較にはとても有効です。
薬剤師のワンポイントアドバイス
敏感肌の人は、成分表の中に「エタノール」「メントール」「香料」が上位にあるものは避けましょう。
逆に、「セラミド」「ヒアルロン酸」「グリセリン」などが上位にある商品は、
保湿重視・低刺激タイプのサインです。
まとめ|“裏面を見られる人”が肌を守る
成分表を読めるようになると、宣伝文句に惑わされずに商品を選べます。
薬剤師としても、裏面をチェックする習慣は「一番のスキンケア力」だと感じます。
今日からぜひ、成分を見て選ぶ習慣をつけてみましょう。

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