洗顔は1日何回が正解?朝と夜で違う理由を薬剤師が解説します

目次

はじめに:洗顔って何回すればいいの?

「洗顔って、1日に何回するのが正解なんだろう?」
そんな疑問を持っている方、多いと思います。

実はスキンケア初心者が最初にやりがちなのが、“洗いすぎ”による肌トラブルなんです。
薬剤師としてスキンケアの基礎を学んだ立場から、「朝と夜の洗顔の役割の違い」をやさしく解説していきます。

朝の洗顔:寝ている間の皮脂をリセットする

寝ている間にも、肌は皮脂を分泌しています。
朝はその皮脂汚れや寝汗、ほこりを落とすことが目的。

  • 洗顔料を使ってもOK(特に脂性肌)
  • 乾燥肌の人はぬるま湯だけでも十分なことも
  • ゴシゴシ擦らず、やさしく泡で包むように洗うのがコツ

朝の洗顔=肌をリセットし、日中のスキンケアの土台を作る時間

夜の洗顔:1日の汚れ・皮脂・ほこりをしっかり落とす

夜は、外出中についた汚れや皮脂、空気中のほこりなどをしっかり落とす時間。
特に帰宅後はなるべく早めに洗顔+保湿するのが肌への負担を減らすポイントです。

  • クレンジング不要でもOK(メイクしていないなら)
  • 洗顔料は毎日でOK。洗いすぎが心配な人は泡立ちの良い優しいタイプを選ぶと◎

夜の洗顔=肌をいたわる“リセット時間”

洗いすぎはNG!肌トラブルの原因に

「皮脂が気になるから…」と1日3回以上洗顔するのはNGです。
必要な皮脂まで落としてしまうと、乾燥 → 皮脂の過剰分泌 → ニキビや赤みの原因になります。

薬剤師としても、「洗いすぎによるトラブル相談」はとても多いです。
1日2回(朝と夜)が基本と覚えておきましょう。

まとめ:洗顔は1日2回、目的に合わせて

洗顔の基本はシンプルです。

時間帯目的洗い方のポイント
皮脂や寝汗の除去泡でやさしく、乾燥肌ならぬるま湯でもOK
外の汚れ・皮脂をしっかり落とす洗顔料で丁寧に。帰宅後早めに

肌質に合わせて調整しつつ、「洗顔=スキンケアの最初の一歩」として大切にしていきましょう!

次回は、化粧水の役割と使い方について解説していきます。

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